伝承折り紙の「ユリの花」をベースにしたハロウィンのアートフレームです。
黒とオレンジのハロウィカラーは、ともすると主張が強すぎて部屋のインテリアに馴染まなかったりするのですが、こちらの作品はダメージ加工(しわくちゃ加工?)を施しているので、良い感じに落ち着いています。
ユリの花のハロウィン飾りの作り方
詳しい作り方は動画を参照下さい。
こちらではポイントを説明します。
▼ユリの花を折ります
9cm角の黒い折り紙と7.5cm角のオレンジ色の折り紙でそれぞれユリを10個ずつ、計20個のユリの花を折ります。
ユリの花の折り方はこちらの動画にあります。
▼ くしゃくしゃにする
いったん折り紙をクシャクシャにして、ハロウィンの雰囲気をプラスします。
面倒な場合は、もちろんそのままで大丈夫です。
▼ 折り直し
クシャクシャにした折り紙を使って、もう一度ユリの花を折ります。
すでに折りすじがついているので、最初に折った時よりも簡単に折り直すことができます。
▼ 白すじ
ユリの折り紙の構造上、どうしても花びらの中心部分に白い線が入ってしまいます。
明るい色の折り紙ならあまり目立たないのですが黒だとくっきりとしすぎてしまうため、この部分を隠すことにします。
▼ 隠す用パーツ
白い部分を隠す用のパーツを用意します。
パーツのテンプレートはこちらで配布しています。
▼ 隠す
ユリの花を折っている途中で、パーツを差し込みます。
上手く固定できない場合は、のりを少しだけ使うと簡単にできます。
▼ こんな感じ
花びらの白い線が隠れました。
▼ 花を重ねる
黒い花とオレンジ色の花とを重ねてのり付けします。
全部で10セットの花ができます。
▼ 花心
折り紙に異素材を使うことに抵抗のある方もいるかもしれませんので、ここはお好みです。
私は見た目重視だったので、ワイヤーを通したビーズを花心に見立てて、グルーガンで花の中央に固定しました。
▼ 円形に配置
厚紙で作った円形の紙に、ぐるっと円を描くように貼り付けていきます。
一段目に7個、二段目に3個配置します。
▼ 台紙に貼る
何となくそれっぽいデザインの台紙に貼り付けたら出来上がり。
台紙も「隠す用パーツ」と同じサイトで配布しています。
ハロウィン飾りの出来上がり
ハロウィンというと、カボチャやお化けが注目されがちなんですが、もっとスタイリッシュなハロウィン飾りが作りたくて、今回のアートフレームを考えてみました。
作り方は簡単ですので(時間はかかるけど……)お気に召しましたら、ぜひお試し下さい。
以上、折り紙のユリで作るハロウィン飾り(アートフレーム)の作り方のご紹介でした。